最終的には最後になったけど貴方を、

コードギアスへの熱がないため、これ以上の更新はありません

R2開始以前の学園生活から黒の騎士団まで、どこまでも
ルルロロに見える要素がありますがルルーシュはあくまで最初は家族として愛しています。
ロロはルルーシュからの愛に満たされると白に、気に入らなかったり嫌なことがあると黒になります。

シアワセ
監視とはいえ、記憶を辿れば家族と呼べる人間は居なかった。 【お前のギアスは暗殺に向いている】 この言葉を胸に今では超大国になった神聖ブリタニア帝国で暗殺から何から何までこなした。 人間を殺すことなど何
家族≠兄
誕生日プレゼントを偽りの兄であるルルーシュから貰ってからロロは凍り付いていた感情が溶けていった。 言いたくない言葉が心からすんなり出てくるようになった。 今まで他人に関心など持たなかったが自分でもここ
神威
ルルーシュがハメを外しバベルタワーでのチェス勝負の途中でのテロ。 これが“黒の騎士団”だとロロは解かっていたし、ならあのC.C.と呼ばれる魔女が自ら出向く可能性が高い。 自分を庇い、ルルーシュは下の階
隣にいて
「C.C.を探しに行ったのさ」 声を聞いた瞬間、心が飛び跳ねた。 予想していた筈なのに心から悔しさが滲み出る。 ギアスを使い、相手の背後に回り込むと驚いた反応をしたがルルーシュの余裕な笑みは消えない。
この心も停めて
ロロは窓から照らす陽で目を覚ます。 起き上がろうとすると一瞬視界が朦朧としてから、はっきりする。 ここの所は朝から晩までずっとこの調子。 体調が悪いと思って長く寝てみても改善は見られず、ルルーシュは医
つぐない
身体を震わせるだけでお互いに何も言わない。 「ルルーシュ兄さん…」 名前を呼ぶと少し後ずさるが、少し前髪が浮くことでルルーシュの瞳に涙が溜まっているのがわかる。 「ロロ…お前がシャーリーを殺した、のか